阿波藍と江戸日本橋〜神田
熈代勝覧 歴史探訪旅 by 神田藍の会
神田藍の会 の皆様によるご案内のもと、
阿波藍と歴史的にも深い繋がりのある東京日本橋〜神田紺屋町エリアを訪問。
『熈代勝覧(きだいしょうらん)』を皆で鑑賞してから、その舞台である日本橋から神田今川橋へと続く中央通り、神田紺屋町エリアを散策,
※ 熈代勝覧とは43.7cm、横1232.2cmの長大な絵巻で、
「熈(かがやける)御代(みよ)の勝(すぐれ)れたる大江戸の景観を一覧する」という意味。
江戸時代後期の文化2年(1805)頃の日本橋通りを描いた作品で、神田今川橋(現在の神田駅前付近)から日本橋までの中央通りを舞台に、当時の町の繁栄と人々の日常生活が詳しく描かれる。
絵師は不明、
日本橋三越前にレプリカが展示されている。
(原画はドイツベルリン国立アジア博物館)
商店の暖簾や職人の衣服など様々なところに藍染が見受けられ、阿波藍商人の影響も大きかったと思われる。
当時藍染職人が集まっていた紺屋町あたりには、
藍染川と呼ばれる川があり、藍染布を洗ったあとの水が流れて青く染まっていたそうですが、
残念ながら今はその川も紺屋の跡形も全く残っておらず…。
武州藍商の家に生まれた渋沢栄一が、日本初の日本銀行を創立したエリアであることからも、
ぜひ藍との歴史的繋がりを現代、次世代に伝える街並み作りをしてもらいたいと改めて思いました。
藍染に関わる皆様も、徳島の方々も、
上京の際にはぜひ訪れてみて下さい🙏
神田藍の皆様、神田の生き字引き立山さん、
貴重な時間を有難うございました。
阿波藍と江戸のご縁、
引き続きどうぞ宜しくお願い致します🙏
#Ocean #神田 #日本橋 #