【熊本県/ くまモンTV
公式YouTubeチャンネル】
~くまモン阿波藍見聞旅 編~
2018年より取り組んで参りました熊本県くまモンと徳島県阿波藍の交流の記録動画が、
昨日2月20日18:00〜
くまモンTVおよび徳島県公式YouTubeチャンネル&
映像作家山崎一平氏のYouTubeにて公開されました！
@ippei_yamasaki
◆くまモンTV
https://m.youtube.com/watch?v=YaAuRHL5DpQ
◆徳島県公式チャンネル
https://m.youtube.com/watch?v=CzQu1XwIJSg
Ippei Yamasaki
◆https://youtu.be/EojS57Qu504
東京五輪エンブレム組市松紋の藍色の御縁で繋がったくまモンが、
日本一の藍の産地徳島県で阿波藍の文化継承に努める藍師染師さんや学生を訪ねた見聞録や、
みんなでくまモン阿波藍法被を製作するメイキングシーン、
また、阿波藍魅力発信展覧会での野老朝雄×永原レキ講演会&くまモン阿波藍法被贈答式の様子などを記録した内容となっております。
阿波踊りのルーツとも呼ばれるハイヤ節との御縁など、
今回のプロジェクトをきっかけに藍と海を通じて繋がる徳島と熊本、そして日本各地の御縁を学ぶことができたので、
ぜひこの先も藍染法被くまモンと阿波踊りハイヤ節はじめ佐渡おけさや津軽アイヤなど縁する各地のお祭りを訪ね、その繋がりを世に伝え後世に渡していけるような取り組みを続けて参れしたら幸いです🌊
熊本県や天草との御縁をお繋ぎ頂きました小山薫堂さん、
そして野老さん、
熊本県、徳島県の皆様、
阿波藍や阿波踊り、ハイヤ節など関係者の皆様に改めて御礼申し上げます、有難うございました🙏
@kundokoyama
@tokolocom
@55_kumamontai
皆様もぜひお見知り置き、
ご周知頂けましたら幸いです、
どうぞよろしくお願い致します🙏
以下、動画概要⬇️
2021夏、
様々な社会問題が押し寄せる大変な状況下で頑張る全ての人たちを応援したいというくまモンの想いから、突如として藍色に変化し誕生した藍色くまモン。
実はその藍色くまモン誕生の背景には、我々日本が世界に誇る藍染文化も深く関係していたのです！
サッカーや野球、またオリンピック・パラリンピックエンブレムなどのコンセプトカラーとしても知られ、また、ジャパンブルーやサムライブルーの呼称でもお馴染みの藍色。
元来、藍染めとは”藍”という植物から生み出される天然染料で生地や布を染め上げる文化であり、
その美しい色のみならず、生地を丈夫にする補強効果や、抗菌,防虫,防臭,UVカットといった薬草由来の効果を活かし、
自然と共に生きる世界中の人々が、その暮らしを守るため継承してきた大切な文化の一つでもあります。
江戸時代以降、
阿波國(現在の徳島県)での藍作が広まるに連れて、藍商人や廻船業者により阿波藍※1が全国に流通し、各地の染織や刺繍技術と連携しながら日本の藍染文化が大きく発展。
(※1 阿波の地で造られた藍発酵染料”蒅(すくも)”を阿波藍、その他の産地のものを地藍と呼び、阿波藍は江戸時代以降その生産量と品質共に日本一を誇る。)
日本全国津々浦々で藍染に身を包み暮らす人々や、その風景を見たイギリス人学者によってジャパンブルーという言葉が生み出されたとも云われています。
熊本県では現在の天草市牛深の港が阿波藍貿易の一大拠点として知られていますが、
当時は熊本と徳島との交流が盛んに行われており、熊本を訪れる中で天草牛深ハイヤ節を気に入った阿波藍商人が徳島に持ち帰り広めたものが現在の阿波踊りのルーツと云われる説があるなど、阿波藍は熊本にとっても深い由縁のある大切な文化と言えます。
そのような背景から、
今回くまモンが阿波藍の故郷徳島県を訪ねその文化を学ぶ旅にでることに！
オリンピック・パラリンピックを御縁に阿波藍文化や徳島県と繋がり、阿波藍文化のPRロゴを制作された美術家野老朝雄氏や、阿波藍文化の魅力を世界に発信する伝道師永原レキ氏のご協力の元、
徳島県で今なお阿波藍文化の継承に努められている藍師/染師の皆様や、地域の関連施設や学生の皆様を訪ね、一つ一つその歴史文化を学んでいくくまモン。
2021冬に徳島県で開催された”阿波藍魅力発信展覧会”のシーンでは、
阿波藍見聞旅でお世話になった皆様より、
藍文化やハイヤ節、阿波踊りを通した熊本と徳島、そして全国の繋がりを、くまモンと共に世界に伝えていきたい！という想いを込めて作られた『くまモン用藍染法被』が贈られるというサプライズも！？
時と空間を超え”藍/AI”で繋がる人と文化の素敵な御縁, ぜひご覧ください！
監修: 小山薫堂
藍とくしまロゴ: 野老朝雄
プロデュース: 永原レキ
撮影: 山崎一平
